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吉田尚記のコミパラ!with里崎智也

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける”マンガマニア”で、「マンガ大賞」の発起人でもあるニッポン放送・吉田尚記アナウンサーと、元千葉ロッテマリーンズのキャッチャーで漫画好きな里崎智也さんが、毎週1冊オススメの漫画を紹介する番組です!この番組を聴けば、アナタもお気に入りの作品に出会えますよ!

【WEB限定】狩った龍を食す新感覚冒険(&グルメ)ファンタジー!『空挺ドラゴンズ』!吉田尚記「今年の“マンガ大賞”のノミネート作品です!面白かった!」

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記と球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが毎週1冊オススメの漫画を紹介する「講談社presents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」

この記事では、ナイター中継延長のため、オンエアされなかった第5回の模様をお届けする。
ページ下部には、WEB限定で音源もアップされているので、そちらも合わせてお楽しみ頂きたい。

第5回目にご紹介したのは、『good!アフタヌーン』にて好評連載中の『空挺ドラゴンズ』(著:桑原太矩)!

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今回、ご紹介する『空挺ドラゴンズ』。
何を隠そう吉田アナウンサーが発起人を務める“マンガ大賞2017”のノミネート作品である。

吉田:桑原太矩さんという作者さんが、-まだ、そんなにたくさん描いてらっしゃる方じゃないんですけど-
   描いている漫画なんですが、これね、今年の“マンガ大賞”のノミネート作品です!面白かった!

「面白いと思ったマンガを、その時、誰かに薦めたい!」
そんな思いが形になった“マンガ大賞”にノミネートされた『空挺ドラゴンズ』。
吉田アナウンサーも里崎さんもその設定や世界観に魅了されたようで――。

吉田:“マンガ大賞”ってもちろんストレートな作品が入ることも多いんですけど、
   「それは、思いつかなかったわ~」っていう発明が中に入っていると、
   やっぱりちょっと順位が上がりやすいっていうのがあって。
   この『空挺ドラゴンズ』、こんなこと思いつかなかったなって……。

里崎:僕も1巻、読ませて貰いましたけど、これは思いつかないっすよ!

吉田:でしょ!

里崎:っていうかね、凄い!

吉田:凄いでしょ!

吉田アナウンサーも里崎さんも「凄い!」「凄い!」と絶賛しているが、一体、どういったところが凄いのだろうか――。

吉田:何が凄いかと言うと、設定がまず、ファンタジーなんですよ。
   どういうファンタジーかというと、その世界は、空を飛ぶ船というのが
   いっぱい出てくるのと同時に、空にいっぱい龍が飛んでいる。ドラゴンが飛んでいる。
   これに単にやられちゃうとかドラゴンを恐れて人々は暮らしていましたみたいな話……ではなく!
   その空挺に乗っている人たちは、ドラゴンを獲物として狩って、加工して、売って、油を採って、
   料理して、食べているっていう漫画なんですよ!

里崎:斬新っすよね!ドラゴンを食べるっていうね。

空を泳ぐ龍を狩る“龍捕り(おろちとり)”たちの冒険の日々を描いた『空挺ドラゴンズ』だが、吉田アナウンサーは、そのモチーフは“捕鯨”ではないかと推測する。

吉田:「どうやってドラゴンを捕まえるんだろう?」って考えるじゃないですか?

里崎:確かに!

吉田:これね、明らかに“捕鯨”がモチーフなんですよ!
   あんなデカい哺乳類を海に荒くれ者が出て行って、銛とかドーンと打ち込んで、
   クジラを獲って帰って来るっていうのは、政治的な是非は置いとくとしまして、
   人間がやれることの中で最もデカいことの一つだみたいなことを言っている方が
   いらっしゃいましたが。
   それがもし、ファンタジーの世界に行って、空の船でドラゴンという
   巨大な獲物を獲っていたらどうだろうっていうことを考え付いたんですね。

さらに、紛うことなきファンタジーである『空挺ドラゴンズ』について、作者の桑原太矩先生の想像力が成せる業とも言うべき、作り込まれた世界観や描写の細かさを“ドキュメンタリー”のようだと、吉田アナウンサーは絶賛する。

吉田:当たり前ですが、空でドラゴンを獲っている人なんて、この世に存在しない訳です。
   これを頭の中の想像力で描いて、この桑原さんの絵がめちゃくちゃ写真家として優れているんですよ!
   この一人一人の表情だったりとか槍を突き刺すところとか、
   龍も捕まえたら、デッカいからちゃんと解体とかしなきゃいけないんですよ。
   解体するまでに、どういう道具を使って、何人くらい集まって、こういう場所で、
   こういう解体をするみたいなのを、まるで、ドキュメンタリーかのように描いているんですよ。

設定や世界観もさることながら、『空挺ドラゴンズ』の最大の魅力の一つは、捕まえた龍を食べるところである。
しかも、ただ食べるだけでなく、より美味しく食べるために調理をするのだが、その描写がファンタジーなのに妙にリアルだったりするらしく――。

吉田:食うのも何となく美味しそうな食べ物だよって描き方じゃなくて、
   まず、龍の油を使ってフライパンを熱します、みたいなのが全部出てくるの!
   フライパンを熱したあとに、何となく美味しそうな何かを振りかけますとかじゃなくて、
   赤いパプリカを粉末にしてからこの量をかけます。
   (それに対して)「え? かけ過ぎだろ!?」みたいなことを言ってたりして。

冒険ファンタジーでありながら、グルメ漫画的な要素があるところが、これまでのファンタジー漫画と一線を画すところかもしれない。

ちなみに、作中に登場する「龍の尾身ステーキサンド」や「龍の塩漬脂身の燻製と黒パン」などといった現代では再現不可能な龍料理のレシピも材料や作り方まで事細かにおまけページに掲載されているので、そちらも是非、単行本でお楽しみ頂きたい!

吉田アナウンサーと里崎智也さんが『空挺ドラゴンズ』(著:桑原太矩)を紹介している模様は、ナイター中継が延長し、オンエアされなかったため、こちらからWEB限定版として聴くことが出来る!是非、お聴き頂きたい。

good!アフタヌーン』で好評連載中の『空挺ドラゴンズ』(著:桑原太矩)は、現在、第2巻まで絶賛販売中!