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日本映画の次世代を担う才能たちに出会う映画「INNOCENT15」

今注目してほしい映画がある。

『INNOCENT15』。

日本映画の次世代を担う才能たちに出会えるこの作品について、シネマアナリストの八雲ふみねさんにお聞きしました。

 

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©INNOCENT15製作委員会/TOCA

和歌山県田辺市で毎年開催される、田辺・弁慶映画祭。今年で10回目を迎える新人監督を対象としたコンペティション部門からは、沖田修一監督(『モヒカン、故郷に帰る』『横道世之介』『南極料理人』)、瀬田なつき監督 (『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』)など、日本映画の将来を担う有望な若手監督たちを輩出しています。いまや「インディーズ映画の登竜門」とも呼べる田辺・弁慶映画祭で、昨年、注目を集めたのが、甲斐博和監督作品『INNOCENT15』です。

舞台は、とある地方都市。
岩崎銀、15歳。
高校は推薦入学で決まり野球に打ち込むごく普通の少年だが、同級生とつるんで万引きして放課後を過ごしたりする不良っぽい一面も持つ中学3年生。
そんな銀に恋する佐田成美、同じく15歳。
母親から虐待を受けながらも、日常に屈することなく生きている。
ある日、銀は父親がゲイだということを知り、大きなショックを受ける。
どうにもならない感情に苛まれた銀の元に現れたのは、父親の恋人である男性。
しかし強い拒絶反応を抱いてしまった銀は、彼を突き飛ばして怪我を負わせてしまう。
一方、母親の恋人から関係を迫られる成美。
家に居場所をなくしてしまった彼女は、実父が暮らす東京へ家出することを決意。
別れを告げにやって来た成美に「俺も行く」と、何かに突き動かされるように答える銀。
二人の逃避行の旅が始まる…。

 

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©INNOCENT15製作委員会/TOCA

15歳の少年少女の胸が痛くなるような切ない恋物語『INNOCENT15』。
主人公の銀役には『オケ老人!』『ちはやふる』など、映画・ドラマで活躍の場を広げる若手実力派俳優、萩原利久。
ヒロイン成美役には、CM・ドラマで女優として活躍する傍ら、今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で監督としても注目された小川紗良。
共に初主演ながら、言葉にならない繊細な感情を情感豊かに演じ切っています。
ほか、銀の父親役に山下敦弘監督作品に欠かせない個性派俳優、山本剛史。
成美の母親役に幅広い役どころを演じて好評を博している、宮地真緒。
しっかりと脇を固め、物語に強い陰影を与えています。

少年少女から大人へと移り変わる刹那を、静かに、しかし狂おしいまでにリアルに描いた本作。
置かれている環境は違えど、心に傷を抱える二人。
それでもささやかな幸せを求めて生きる姿からは、凛とした美しささえ感じます。
無垢と無知。平穏と不穏。静寂と喧噪。
大人になるために“強さ”と“逞しさ”を身につけ、同時に“何か”を捨てる覚悟を決める。
揺れ動く「15歳」を体現する俳優たちの「いましか撮れない衝動」をカメラにきちんと収めた甲斐監督の手腕は、お見事。
東京では2日間の限定上映。
大きなスクリーンで観ることが出来る絶好のチャンスを、見逃さないで。

文:八雲ふみね(シネマアナリスト)http://yakumox.com/

 

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©INNOCENT15製作委員会/TOCA

日本映画の次世代を担う才能たちに出会った!素直にそう思いました。
特に、ヒロイン成美役を務める女優・小川紗良がスゴいです。
揺れ動く心。「儚さ」を超えた「強さ」。
コトバを超えたその表現力に惹きこまれました。
これからも注目していきたい女優の1人です。

文:長浜(yoppy 編集長)

 

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©INNOCENT15製作委員会/TOCA

今回、yoppy読者限定で、5組10名様を6月20日(月)21時からテアトル新宿で上映される「INNOCENT15 レイトショー」へご招待します。「郵便番号・住所・氏名・年齢・連絡先」を明記の上、info@yoppy.tokyo までメールでご応募ください。応募は16歳以上に限らせて頂きます。応募締め切りは、6月8日(水)正午までです。当選は、発送をもって発表に代えさせて頂きます。ご了承ください。

<タイトル>
INNOCENT15 (イノセント15) 甲斐博和 長編第一回監督作品

<出演>
萩原利久
小川紗良
影山樹生弥
中村圭太郎
信國輝彦
木村知貴
久保陽香
山本剛史
本多章一
宮地真緒

<スタッフ>
監督・脚本・編集/甲斐博和
プロデューサー/前信介
撮影/本杉淳悟
照明/伊藤貴哉
録音/内田達也
VE/桜田公一
整音/根本飛鳥
カラリスト/玉田詠空
音楽/岡田太郎 TEYO
助監督/山之内優
制作/岩切一空 磯野龍紀
ヘアメイク/MAMI 川元麻衣 蓼沼仁美
スタイリスト/部坂尚吾
スチール/松井良寛
アソシエイトプロデューサー/クドウフミアキ 北里洋平
製作/「INNOCENT 15」製作委員会 ©TOCA

<上映館>
テアトル新宿
〒160-0022 東京都新宿区新宿3−14−20 新宿テアトルビルB1
電話:03-3352-1846

<料金>
一般1200円
大専 1000円
水曜サービスDAY 1100円
※キネマ旬報主催:映画検定1〜4級の方,合格証持参で1000円
※スタンプラリー実施。上映期間中2回鑑賞で1回無料。

<チケット・お問い合わせ>
チケット予約、詳細は公式ページ http://innocent15.toca.tokyo
全席指定/入替制
主催:田辺・弁慶映画祭実行委員会/東京テアトル
協賛:創通

※この上映は、『田辺・弁慶映画祭セレクション2016 @テアトル新宿、@シネ・リーブル梅田』 と題して、昨年に引き続き、新宿・梅田の2会場で行なわれるセレクションの一貫です。新宿では6/18(土)~6/24(金)、梅田では7/2(土)~7/8(金)のそれぞれ1週間レイトショー上映です。第9回入賞作品を中心に、撮り下ろし最新作や話題作を上映するなどいずれも見逃せないラインナップとなっています。また、第10回 田辺・弁慶映画祭を彩る「コンペティション部門」作品の募集は、4/15(金)~7/15(金)の期間で行なっています。