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吉田尚記のコミパラ!with里崎智也

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける”マンガマニア”で、「マンガ大賞」の発起人でもあるニッポン放送・吉田尚記アナウンサーと、元千葉ロッテマリーンズのキャッチャーで漫画好きな里崎智也さんが、毎週1冊オススメの漫画を紹介する番組です!この番組を聴けば、アナタもお気に入りの作品に出会えますよ!

今一番、業界限定でウケている少女漫画『私がモテてどうすんだ』!吉田尚記「とうとう2016年、ここまで来たか!という作品」

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記が毎週1冊オススメの漫画を紹介する「講談社 presents 吉田尚記のコミパラ!」

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第2回でご紹介したのは、吉田アナウンサー曰く、“今一番、業界限定でウケている”という少女漫画「私がモテてどうすんだ(著:ぢゅん子)」。

「私がモテてどうすんだ」というタイトルを耳にした里崎智也(元千葉ロッテマリーンズ)さんが「良いんじゃないですかね?良くないですか?」と思わず困惑する中、吉田アナウンサーがその魅力について語り始める。

吉田:漫画って、本当は起きないことが自分の身の回りで起きるから読む価値がある訳じゃないですか!?男子モノで“女子にモテモテ”みたいなものも昔からいっぱいありますし…。

里崎:ありますね!

吉田:(少女漫画でも)女子が1人いて、そこに男の子たちが次々と言い寄ってくる…っていうのは、定番中の定番!その定番中の定番が、「とうとう2016年、ここまで来たか!」という作品が「私がモテてどうすんだ」なんですよ!

吉田アナウンサーに「ここまで来たか!」と言わしめる「私がモテてどうすんだ」は、現在、『別冊フレンド』(講談社)にて大人気連載中の少女漫画で、今年、“平成28年度 第40回講談社漫画賞 少女部門受賞”を受賞し、さらにこの秋よりTVアニメの放送も開始されている人気作品。そんな「私がモテてどうすんだ」を語る上で避けては通れない“あるキーワード”について吉田アナウンサーが里崎さんに苦心しながら説明していく。

吉田:(「私がモテてどうすんだ」について)学園モノではあるんですけど、主人公の女の子がすんごい特殊な女の子です!

里崎:何が特殊なんですか?

吉田:“腐女子”って言って分かります?

里崎:汚い? (“汚ギャル”と勘違い?)

吉田:あははははは(笑)汚くはないです!

「私がモテてどうすんだ」を語るうえで避けては通れない“あるキーワード”とは、ズバリ、“腐女子”である。“腐女子”とは、一言で言うと「男性同士の恋愛を扱った作品や男性同士の恋愛を妄想するのが好きな女性のこと」である。決して、汚くはない!!!!

吉田:アニメとかゲームとか漫画がメチャクチャ好きな女性たちっていうのが……

里崎:あー!…っていうのが、“腐女子”って言われるんですか?

吉田:その中でも、もう一つ重要なポイントがあって……。これ、僕ね、説明しきれるか本当に自信がないんですよ!そういう女性たちの中で、一番メジャーな楽しみが、アニメとか漫画とかに出てくる男性のキャラクター同士が恋愛しているのを妄想するのが楽しい人っていうのは、メチャクチャな数いるんですよ!

里崎:え? 男性同士が恋愛する? ほぁ~?(困惑)

“腐女子”という存在に困惑しつつも、最終的には、「孫悟空とベジータが付き合ってますって感じですよね!」「今のプロ野球で言えば、大谷翔平と栗山監督が付き合ってるみたいな!」と深すぎる懐で理解してくれた里崎さん。“腐女子”という存在を里崎さんに理解してもらえたところで、話を本題である「私がモテてどうすんだ」に戻す吉田アナウンサー。

吉田:(“腐女子”の方たちが)見目麗しい人もいれば、どちらかというとルックスにあまり気を使わないタイプの方もいる。「私がモテてどうすんだ」(の主人公・芹沼花依は、)その妄想が大好きなオタクの少女ですよ。ぶっちゃけ、もう本当にデブで眼鏡で……みたいな子が、自分の好きなキャラクターが作品の中で死んでしまったのがショック過ぎて、一週間、ご飯が食べられなかった。

里崎:それって、でも、空想の世界の人が死んだってことですよね?

吉田:そうです、そうです。それくらいのショックを受ける人はいます!

何を隠そう「私がモテてどうすんだ」の主人公・芹沼花依は“腐女子”である。作中でも「王子様の隣には王子様!それでいいじゃない!それがいいじゃない!!」とその“腐女子”っぷりを表す名言を残している。

吉田:架空のキャラクターが死んじゃって、主人公の芹沼花依ちゃん、すごいデブで眼鏡だった人が、一週間、飯も食えなくなって、出てきたら、“超絶美少女”になっていたんです!

里崎:痩せて?

吉田:痩せて!

里崎:あははははは(笑)

吉田:……というところから始まるコメディ!

里崎:斬新~!

デブで眼鏡でオタクな“腐女子”から超絶美少女(な“腐女子”)に大変身してしまった主人公・芹沼花依は、それまで妄想のネタにしていた学園の美少年たちからモテ始めてしまう。

吉田:もう自分の周囲にいた美少年たちからモッテモテなんですよ!その美少年たち4~5人が言い寄ってくるという状態になるんですけど、その中の1人との恋愛っていうのを、本人が“腐女子”だから、選べないんですよ!選べなくて、むしろ、美少年同士がちょっと仲良くしているのを現実に見て、「あ!これが私の求めていたもの♡」みたいになっちゃてたりしてて、恋愛ものなのに、全然、本人と周りのキャラクターとの恋愛が進んでいかないっていうコメディが、今のところ9冊続いております!

里崎:ええっ~!

吉田:これがどれくらいヒットになっているかというと、アニメ化とかされたり……!

里崎:アニメ化!?!?!?

吉田:大ヒットになっているんです!

最後に、吉田アナウンサーは、「私がモテてどうすんだ」に関する“おまけ情報”を得意げに語った。

吉田:この作品(「私がモテてどうすんだ」)、ぢゅん子さんという方が描かれているんですが、必ず、スペシャルサンクスに影木 栄貴(えいき・えいき)さんという作家さんの名前が出ているんですけど…、この方がですね……、DAIGOさんって分かります?

里崎:はい。

吉田:DAIGOさんのお姉さんがスペシャルアドバイザーなんです!

里崎:ええーー!!(驚愕)

吉田:つまり、DAIGOさんのお姉さんは、そういう世界の住人なんですね。

里崎:そうなんですね!深いですね!

里崎さんも「ちょっと読んでみます!新世界を覗いてみます!」とすっかり読みたくなってしまった「私がモテてどうすんだ」(著:ぢゅん子)。恋愛コメディを楽しんでいるうちに、“腐女子”の人たちの生態と考え方が身についてしまう一冊となっている。