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八雲ふみねのシネマコンプレックス

シネマアナリスト八雲ふみねさんの連載コラムです。耳寄りの映画・ODS上映作品等についてご紹介していきます。

「シャア・セイラ編」4部作が完結!『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅳ 運命の前夜』 【八雲ふみねのシネマコンプレックス】

シネマアナリストの八雲ふみねが映画・ODS上映作品について紹介する「八雲ふみねのシネマコンプレックス」。

第6回は、11月19日から2週間限定上映となる『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅳ 運命の前夜』を特集します。

哀しい兄妹の波乱に満ちた過去、最終章

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1979年にTV放送された、日本ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』。そのキャラクターデザインやアニメーションディレクターを手がけた安彦良和が自ら総監督としてアニメーション化した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』。ガンダムシリーズの中でも屈指の人気を誇るキャラクター、シャア・アズナブルと、その妹セイラ・マスの過去を描いた「シャア・セイラ編」も、いよいよ4作目。最終章となる『Ⅳ 運命の前夜』では、いよいよ運命の歯車が回り始めます。

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「暁の蜂起」の後、地球に降り立ったシャア・アズナブルは、不思議な力を持つ少女ララァ・スンと出会う。一方、アムロ・レイの父親でRX-78開発計画を進めるテム・レイは、ジオンのモビルスーツ開発の重要人物、ミノフスキー博士が亡命してくるとの情報を受けて月に向かうが、そこで人類初のモビルスーツ同士の戦闘が繰り広げられることに。

そして、時は宇宙世紀0079年。ジオンは地球連邦に独立戦争を挑み、人類が総人口の半分を死に至らしめた、動乱の時代が始まろうとしていた…。

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待ちに待ったモビルスーツ戦が描かれる今作。登場人物の背景や心理描写が丁寧かつ繊細に描かれ、人間ドラマとしても重厚感があるシリーズだけに、そのドラマを背負った戦闘シーンとなると、より一層の迫力が。宇宙世紀の歴史が動いた瞬間をリアルタイムで観ているような臨場感にあふれています。

そして、シリーズで初めて語られる「○○○ム」という単語。(伏せ字にしても、分かりますよね〜 ^-^)もう、いよいよ来たか!という感じで、鳥肌モノです!

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いわゆる「ファースト・ガンダム」と呼ばれている『機動戦士ガンダム』の世界観はそのままに、設定をより深く掘り下げているため、現役のガンダムファンはもちろんのこと、その昔、ガンプラに熱狂したかつてのガンダム少年も虜にしてしまう「THE ORIGIN」シリーズ。

現にストーリーが進むごとに、
「え、そうだったの?」
「なるほど、こんなバックグラウンドがあったんだ…」
…と、どんどん前のめりになってしまうこと必至。
そういった意味では、大人のガンダム卒業生にこそ堪能してほしいシリーズです。

この『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズ、今作を持って「シャア・セイラ編」は完結しますが、物語は「ルウム編」へと続きます。私たちの「THE ORIGIN」シリーズの旅は、まだまだ始まったばかりです。

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅳ 運命の前夜
2016年11月19日から全国15館にてイベント上映(2週間限定)
原作:矢立 肇・富野由悠季(「機動戦士ガンダム」より)
漫画原作:安彦 良和(KADOKAWA「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」より)
アニメーションキャラクターデザイン:安彦良和・ことぶきつかさ
オリジナルメカニカルデザイン:大河原邦男
総監督:安彦 良和
キャスト:池田秀一(シャア・アズナブル)、早見沙織(ララァ・スン)、浦山 迅(デギン・ソド・ザビ)、銀河万丈(ギレン・ザビ)、三宅健太(ドズル・ザビ)、渡辺明乃(キシリア・ザビ)、柿原徹也(ガルマ・ザビ)、喜山茂雄(ランバ・ラル)、一条和矢(ガイア)、松田健一郎(オルテガ)、土屋トシヒデ(マッシュ)、中 博史(ヨハン・I・レビル)、古谷 徹(アムロ・レイ)、福圓美里(フラウ・ボゥ)、坂口候一(テム・レイ)、大塚明夫(ナレーション)
©創通・サンライズ
公式サイト http://www.gundam-the-origin.net/

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