2017年4月現在の肩書は【株式会社ニッポン放送 ビジネス開発センターネクストビジネス戦略部副部長アナウンサー】!カルチャー情報サイト「yoppy」アイコン吉田尚記関連のあれこれをぎゅっと詰めました!

芥川賞作家 本谷有希子が語る 「ラジオは、聴き手の包容力・懐の深さが一番深いメディア」

yoppy」では、いろんな人に話を聴き、ワクワクを届けていきます。
第1回のゲストは、今週、小説『異類婚姻譚』で「第154回芥川龍之介賞」を受賞した本谷有希子さん。

オールナイトニッポンパーソナリティ出身で芥川賞作家となった本谷さんに、著作「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」が14万部を超えるベストセラーとなった吉田尚記が迫りました・・・

※対談の一部を記事にしております。全部を聴きたい方はページ下動画にて、配信中。

 

初めて会ったのは、有楽町

本谷:ワタシ、そもそも、よっぴーになにで繋がったのかよく覚えてないんだもん。

吉田:初めて会ったのはたぶんスタジオですよ。

本谷:私のオールナイトニッポンに?

吉田:強烈に覚えてるのが、目合わないなぁこの人!って思ってそのまま放送で言ったの覚えてる。

本谷:あぁ・・・そうだった!?今合うよね。

吉田:今だと初対面の人とでも目が合う?

本谷:うん。

吉田:そこは10年前と違うところ?

本谷:違うところ。言いたい。ちゃんと。

芥川賞作品は、パソコンでなく原稿用紙で・・・・・

吉田:パソコンで書いてますよね?

本谷:もう原稿用紙です(笑)

吉田:うそ!? 今そうなの!?

本谷:うん。もう、あえての。この間までパソコンだったけど・・・今回芥川賞頂いた作品(「異類婚姻譚」)から、原稿用紙になったの。

本谷は語る
「ラジオは聴き手の包容力・懐の深さが一番深いメディア。愛情深いんだろうね、メディアとして。」

吉田:他の作家さんに聞けないことを聞きたいと思ってて・・・こんなに長くラジオをやってた作家さんはいないんですよ。

本谷:そう?

吉田:オールナイトで2時間しゃべるのを1年やった作家さんは、ほとんどいないでしょ。(2005年4月~2006年3月、本谷有希子のオールナイトニッポン)

本谷:そうかぁ。

吉田:本谷さんからするとラジオってどんなもんなんだろう・・・っていうのが知りたいですよ。

本谷:私ほら、もともとラジオを聴いてたとか、ラジオが好きでっていうところから入ったわけじゃ無い。ラジオ聴いたこともないやってなかで、何だかわけがわかんないうちに、オールナイトニッポンってのが決まってて、自分が何喋ってるのかもわかんなかったけど(笑)、たった1年しかやってないんだけどさ。それでも今だに1番多いのが、結構あれから時間経って、例えばサイン会とかしても、「ラジオ聴いてました」っていう人なんだよ。

 

本谷:私、基本的にすごい疑い深くて、人を信用できないところがあるじゃない?

吉田:それをフレンドリーに「あるじゃない?」って聞かれたときに、「あぁ、そうですね」って答えるのも、どう答えればいいのこっちは(笑)

本谷:そんなワタシがですね、こうラジオでコメントするときには、非常にリラックスした状態で、例えば、「だってもう芥川賞作家になったんだから、ラジオでしゃべるのとか恥ずかしいじゃん」とかって言っちゃうの。

吉田:その時の冗談ニュアンスがたぶんリスナーにはわかるっていうね。

本谷:そうなの。みんな絶対わかってくれると思って、そういう軽口が叩けるわけ。

 

本谷:ラジオには、やっぱり聴き手の人が、絶対受け取ってくれるでしょ、この玉みたいな感じがあって、非常にリラックスして、適当なこと言える(笑)私にとってのラジオはそういう感じ。「聴き手の包容力・懐の深さが一番深いメディア」のようなイメージ。

 

<※編集部注>
オールナイトニッポンレギュラーパーソナリティの芥川賞受賞作家は、辻仁成さんについで、二人目となります。
インタビューの音声は、こちらで聴くことが出来ます。

劇団、本谷有希子WEBSITE

文藝春秋 第154回芥川賞

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